こんにちは。
今回は1年生後期に行われる「基礎作業学実習Ⅰ・Ⅱ」という授業を紹介します。
この授業では、作業療法の治療手段として用いられる基本的な作業活動についての知識と技術を習得します。
主な作業は・・・陶芸・木工・革細工などです。
これらの作業を通して、作品を完成させ、それぞれの作業に必要な感覚・知覚・運動機能・精神・心理機能を考えていきます。
オープンキャンパスでも陶芸や革細工をみなさんに体験してもらいましたが、
片麻痺の人がこの作業をするとしたら・・・
「どの工程はできて、何ができないか??」
「できない工程・作業をやるとしたらどうするか??」
など、対象者の方に合わせて作業療法士は作業活動を考え、提供しなければなりません!
そのためにも、それぞれの作業に必要な能力・機能を理解する必要があるんですね~。
この授業では作品を作る楽しみだけでなく、先ほど述べたようなことも学んでいきます!!
最後に学生が作った陶芸の作品を紹介しま~~~す。
陶芸用の土をこねて湯のみの形をつくります。
この時に空気が入っていると焼いた時に割れてしまいます
そして、釉薬(ゆうやく)という色をつける薬をつけて釜で焼くと
↑このような湯のみが完成します