これは「ペグボード」という訓練道具です。
麻痺や外傷によって手の機能が低下した方を対象に使用します。
円柱状のブロックをつまみ箱に移動させたり、指先の機能向上を目的としています
円柱状のブロックの太さには種類があり、つまみやすい太いものから始め、徐々に細いものに変えていきます。
指先の細かい動作を高める作業を行うことによって、協調能力が向上し、様々な日常生活動作のできる動作が増えていきます。
例えば・・・
食事の時の箸を持つ、食器を持つ。
更衣動作のボタンを留める、外す。
靴ひもを結ぶ・・・・・・・・・などです
ブロックパズルのようで遊び道具に思えてしまうかもしれませんが、立派な作業療法の訓練道具なんです