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2010.09.10

第11回日本QOL学会、第68回QOL研究会 ~参加記~

9月4日~5日にかけて東京の国立感染症研究所でQOL学会が開催されました

会場です。
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QOLというのは、Quality of lifeの略で、“生活の質”や“いのちの質”と訳されます。
さらに噛み砕いていうと、 “その人の幸せ度” だと思います。
医療や福祉分野ではこのQOLが向上することがとても大切なことです。

この学会は医師や看護師、リハビリスタッフなど多職種から構成されている学会で様々な意見をもらうことができます。
学会は“日本”と付いていながらも、国際QOL学会(世界で行われる学会で、今年度はロンドン)で採択された演題を英語で発表するセッションがあります

今回は、私、“Ⅰ”も英語で発表をしました 
英語が非常に苦手なのですが、さすがQOL学会
先輩の先生方が優しくわかりやすいように助言をしてくれました

また、特別講演ではあの有名な聖路加国際病院の日野原重明先生からお話を聴くことができました 99歳現役医師、日野原先生のQOLの講演は非常に説得力があり、さらにはユーモアを交えつつのお話であっという間でした

その中で、特に先生が強調されていたのは “達成感”

ひとのQOLを維持・向上するためには必須のものであるとおはなしされていました。

普段の生活の中のちょっとしたことでも、達成感を持つことがあると良いそうです
 
作業療法は日野原先生がおっしゃっていた“達成感”を対象者さんと共に味わえる職業であり、さらに作業療法が好きになった学会でした

学会の抄録集です

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